ブログトップ | ログイン

竹林軒出張所

chikrinken.exblog.jp

『子どもへのワクチン接種を考える』(本)

子どもへのワクチン接種を考える
藤沢明徳、鳥集徹著
花伝社

真摯な医師による真摯な啓蒙書

『子どもへのワクチン接種を考える』(本)_b0189364_08285391.jpg 新型コロナワクチンの問題点を指摘する活動をしている「全国有志医師の会」の代表、藤沢明徳氏と、医療ジャーナリストの鳥集徹の対談をまとめた本。
 100ページちょっとの薄い本で、文字も大きく、パンフレットを拡大したような本ではあるが、全国有志医師の会の主張がしっかり紹介されており、全体的にわかりやすい好著と言える。ワクチン問題の出発点として、特に新型コロナ関連の知識があまりない一般的な人々の入口として格好の書ではないかと思う。
 全国有志医師の会はホームページ(https://vmed.jp)もあり、本書の内容はそこにもほとんど反映されているようだが、要するに、「新型コロナ」と呼ばれていた感染症はすでに風邪症候群になっているため、ワクチンを打つ必然性がなくなったにもかかわらず、いまだに行政機関がワクチン接種を進めているという状況があって、それについて見直しすべきとする提言である。特に新型コロナワクチンは、被害者がかなり出ていて薬害に匹敵するほどの問題があるにもかかわらず、それに対して行政が真摯に対峙しようとしていない現状がある。(効果がまったく期待できない)子どもへの接種さえ推進する(しかも複数回)という有様で、少なくとも接種が必要かどうか親が考えられるだけの情報を提供しようというのが、全国有志医師の会の活動の主旨である。同時に、地方の行政府に対して、ワクチン接種券を一律に子どもの家庭に送付するという政策をやめるように働きかける活動も行っている。これに対して、ワクチンに疑問を感じていた現場の医師たちも賛同し、全国有志医師の会の参加者、協力者も全国的に広がってきているという。兵庫県の長尾和宏医師(『コロナ禍の9割は情報災害』の著者)も協力者の一人である。
 一部で、この会に対して「金の出所が怪しい」とか「神真都Q」などのカルト団体との繋がりを示唆する批判までワクチン推進派から出されているらしいが、そもそもこの会は一部の医師が身銭を切って行った活動であり、その主張は至ってシンプル。使われているデータも厚労省の公式発表から引用されたものであることからも、こういった批判が的外れな非難のための非難であることがよくわかる。ろくに物事を考えずにこういった非難をしてしまう人間の方が狂信的な「信者」のようにさえ映るが、どうだろうか(あるいは薬剤業界からの利益供与があるのかも知れないが)。
 本書で展開されている議論はきわめて穏当なものばかりで、奇を衒ったような箇所もなく、そのためもあって、かえってこの活動を行っている医師たちの真摯さがよく伝わってくる。即席で作ったような対談形式の書籍形態については異論もあるかも知れないが、先ほども書いたようにパンフレットの延長のような感覚で手に取るべき本と考えれば、対談形式であることが読みやすさにつながることから、逆にメリットと考えることもできる。啓蒙パンフレットとして、さまざまな医療機関や行政機関に置いていただきたい本である(ま、置いたりしないだろうけど)。
★★★☆

参考:
「全国有志医師の会」ホームページ
竹林軒出張所『薬害「コロナワクチン後遺症」(本)』
竹林軒出張所『新型コロナワクチンの光と影(本)』
竹林軒出張所『コロナ禍の9割は情報災害(本)』
竹林軒出張所『コロナ自粛の大罪(本)』
竹林軒出張所『新型コロナワクチン 誰も言えなかった真実(本)』
竹林軒出張所『コロナワクチン失敗の本質(本)』
竹林軒出張所『コロナ利権の真相(本)』
竹林軒出張所『医療ムラの不都合な真実(本)』
竹林軒出張所『大丈夫か、新型ワクチン(本)』
竹林軒出張所『新型コロナワクチン 副作用が出る人、出ない人(本)』
竹林軒出張所『新型コロナとワクチンのひみつ(本)』
竹林軒出張所『イベルメクチン(本)』

by chikurinken | 2022-09-09 07:28 |
<< 『九十八歳。戦いやまず日は暮れ... 『おっさんの掟』(本) >>