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竹林軒出張所

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『同時代体験! アポロ月面着陸』(ドキュメンタリー)

同時代体験! アポロ月面着陸
(2019年・仏Grand Angle Productions)
NHK-BS1 BS世界のドキュメンタリー

アポロ月面着陸の回顧記録

b0189364_19521098.jpg 1969年のアポロ11号月面着陸の様子をまとめて再現したダイジェスト・ドキュメンタリー。
 このアポロ11号プロジェクトは、ケネディ宇宙センターからサターンV型ロケットを打ち上げ、燃料タンクを切り離しながら大気圏を出て、地球の軌道を周回してから月に向かうという行程で進められる。月への途上で、ロケットから司令船を取り外しこれを月着陸船とドッキングさせてから、ロケットを完全に切り離すという作業が行われる。その後、月の軌道に入ってから月着陸船を切り離し、月面着陸。月面でミッションを敢行したら月面を離陸し、月の軌道上にある司令船とドッキングして、司令船以外すべてそこで切り離してそのまま帰還。地球の軌道に入って大気圏に突入し、大西洋上に落下。無事任務を完了という過程を取った。
 月面に着陸した乗組員は、アームストロングとオルドリン、司令船で月の軌道を周回し待機していたのはコリンズである。当時世界中で放送された映像もあわせて紹介され、アポロ・フィーバーに沸く世界中の人々の様子も映し出される。当時の日本での様子の映像も出てきて、宇宙飛行士の格好をした四代目三遊亭金馬(だと思う)が銀座みたいな場所に現れるというような映像も出てきた。
 歴史的事件のまとめ映像として貴重ではあるが、ただ当時僕もこういったプロセスをテレビで見ていて、その後もたびたび目にしているため、あまり新鮮味はなかった。当時の子ども達にとってアポロは、マンガ雑誌にもよく取り上げられていたし、万博とかウルトラマンとかそういったものと同じレベルで割合身近なものだった。それに僕自身は若い頃、立花隆の『宇宙からの帰還』を読んで大変感銘を受けたクチで、アポロ計画の詳細や乗組員の感覚などにもこの本で触れているのである。そのため「今さら」という感じは若干ある。それでも、当時の映像を交えながら、非常に要領よくまとめられているし、リアルタイムで知らない若い人達が見れば、価値の高いドキュメンタリーになるんではないかと思う。
★★★☆

参考:
竹林軒出張所『カラーでよみがえるアメリカ 3、4、5(ドキュメンタリー)』
竹林軒出張所『昭和ちびっこ広告手帳(本)』

by chikurinken | 2019-08-13 06:51 | ドキュメンタリー
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