ブログトップ | ログイン

竹林軒出張所

chikrinken.exblog.jp

『日本の異様な結婚式について』(ラジオドラマ)

NHK-FMふたりの部屋
『気分はだぼだぼソース』より
日本の異様な結婚式について (1)〜(10)
(1982年・NHK)
原作:椎名誠
脚本:津川泉
演出:大沼悠哉
出演:伊武雅刀、佐々木允、島津冴子

トモコ、しやーわせ。チクリンは?

b0189364_18454184.jpg 以前、このブログ(竹林軒出張所『さらば国分寺書店のオババ(ラジオドラマ)』を参照)で「『日本の異様な結婚式について』の方ももう一回聴いてみたいが、現状ではYouTubeにはない。」と書いたが、最近、このラジオドラマ版『日本の異様な結婚式について』がYouTubeにアップロードされた。この情報をくださったのはガッテムさんというお方で、なんでもラジオドラマ『さらば国分寺書店のオババ』をアップロードした人だということ。ブログで当方のことを知ったらしく、メール経由で『日本の異様な結婚式について』が出てるヨと教えてくれた。しかも第2話が欠けているという情報まで。さらに言えば、第2話を聴ける方法まで教えてくれた(音声はそちらの方がクリアだった)。何から何までありがたい。ブログをやっていて良かった、つくづく良かったと思う春の日の午後三時。この場を借りてあらためてお礼を申し上げます。本作をYouTubeにアップロードしてくれた「永遠製作所」という方にもお礼を。
 そういうわけで、あの『日本の異様な結婚式について』を35年ぶりに聴くことができたのだった。もちろんこれも原作はすでに読んでいて、原作自体は、『かつをぶしの時代なのだ(本)』のところで書いたようにあまり良い印象はなかった。だからと言って、このラジオドラマの価値が下がることはないのだ。元々、このラジオドラマが僕自身にとっての椎名誠の原点だったのであるからして。
 さてこのドラマは、『気分はだぼだぼソース』の後半部、「日本の異様な結婚式について」を15分×10回で放送するというもので、出演は伊武雅刀、佐々木允、島津冴子の3人、脚本も津川泉ということでラジオドラマ版『さらば国分寺書店のオババ』とほとんど同じである。出演の女性役が島津冴子に変わったところが異なるが、この人、大変素晴らしい演技で、伊武雅刀の怪演と相まって、ドラマのデキは極上である。特に結婚当事者の男女、ヨシオとトモコが、「トモコ、しやーわせよ。ヨシオは?」、「ヨシオもしやーわせ。トモコは?」、「トモコもしやーわせよ。ヨシオは?」と続くこのくだりは最高である。尚その後、椎名誠役の伊武雅刀が「いいかげんにしろっ!」などと続けるのも良い。このあたりだけでも10回ぐらい聴きたい。
 何だか最近、「もいっかい聴きたい、見たい」と思っていたものが、インターネットのおかげか、結構聴いたり見たりできるようになってきて、思い残すことが少なくなってきた。もしかして僕自身の終わりが近いってことか? YouTubeには『快刀乱麻』第25話の音声版もアップロードされたようで、まだ聴いていないがこちらも楽しみである。
★★★★

参考:
YouTube『日本の異様な結婚式について1』
竹林軒出張所『さらば国分寺書店のオババ(ラジオドラマ)』
竹林軒出張所『かつをぶしの時代なのだ(本)』
竹林軒出張所『「快刀乱麻」を聴く』
竹林軒出張所『新十郎捕物帖 快刀乱麻 (25)(ドラマ:音声)』
竹林軒出張所『『おいしいコーヒーのいれ方Ⅰ』(ラジオドラマ)』

by chikurinken | 2018-06-12 07:45 | ドラマ
<< 『終りに見た街』(1982年版... こんにちは(牛の)赤ちゃん >>