チャップリンの黄金狂時代
(1925年・米)
監督:チャールズ・チャップリン
脚本:チャールズ・チャップリン
音楽:チャールズ・チャップリン
出演:チャールズ・チャップリン、ジョージア・ヘイル、マック・スウェイン、トム・マーレイ
チャップリンの
初期ドタバタ喜劇の集大成
チャップリンの古典的名作映画で、今さらあれこれ言うまでもないような有名な作品。僕自身、4、5回は見ている。何度も見ているため、比較的冷静に見て楽しむことができるとも言える。
基本的にはチャップリン初期のドタバタ喜劇の延長にある作品で、しかし随所にチャップリンらしい悲哀みたいなものが散りばめられている。ギャグは、有名な靴の食事のシーンやパンの踊りのシーンなど、超弩級のものがあり、これは何度見ても感心させられる。やはりそういう意味でも喜劇映画の古典である。
なお、この映画はチャップリンらがユナイテッド・アーティストを創設してから、最初の主演映画ということになる。大当たりしてユナイテッドに大きな収益をもたらしたそうだ。ちなみに今回見たのは1942年にチャップリン自身のナレーションが追加されたサウンド版である。
★★★☆参考:
竹林軒出張所『チャップリン自伝 ― 若き日々(本)』竹林軒出張所『チャップリン自伝〈下〉栄光の日々(本)』竹林軒出張所『モダン・タイムス(映画)』竹林軒出張所『キッド(映画)』竹林軒出張所『ニューヨークの王様(映画)』竹林軒出張所『街の灯(映画)』竹林軒出張所『殺人狂時代(映画)』竹林軒出張所『サーカス(映画)』竹林軒出張所『チャップリンの声なき抵抗(ドキュメンタリー)』竹林軒出張所『チャップリン対FBI(ドキュメンタリー)』