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竹林軒出張所

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『色即ぜねれいしょん』(映画)

色即ぜねれいしょん(2008年・「色即ぜねれいしょん」フィルムパートナーズ)
監督:田口トモロヲ
原作:みうらじゅん
脚本:向井康介
出演:渡辺大知、臼田あさ美、峯田和伸、岸田繁、堀ちえみ、リリー・フランキー

b0189364_927119.jpg みうらじゅんの原作による青春映画。
 青春映画は、青臭くて基本的にあまり好きではないんだが、これについてはいけた。青臭さが笑いに包まれているせいか、それともキャストの魅力のせいかはよくわからない。
 イラストレーターのみうらじゅんの(おそらく自伝的な)青春ものでありながら、ストーリーは音楽を中心に回る。そのためもあってか、「くるり」や「銀杏BOYZ」などのバンドのメンバーがキャストとして出演している。本当のことを言うとこの辺の人々のことは全然知らないので、どれがくるりでどれが銀杏かはわからなかったんだが、どの出演者も素人臭さはまったくなく、映画の中で語られる関西弁もさりげなくて違和感はなかった。堀ちえみも『スチュワーデス物語』の頃の演技とは違い、ちゃんと映画にはまった演技をしていた。臼田あさ美の「オリーブ」、峯田和伸の「ヒゲゴジラ」、岸田繁の「ヒッピー家庭教師」が特に魅力的であるが、他の登場人物もどれも魅力的に描かれている。その辺も、この映画の試聴後感を良くする要因になっているんだろうと思う。とは言え、周りの大人たちがちょっと物わかりが良すぎるような気もする。このあたり、みうらじゅんの人間観によるものなんだろうか……と思ったりする。
★★★☆
by chikurinken | 2011-09-28 09:27 | 映画
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