地下室のメロディー(1963年・仏)
監督:アンリ・ヴェルヌイユ
原作:ジョン・トリニアン
脚本:アンリ・ヴェルヌイユ、アルベール・シモナン
音楽:ミシェル・マーニュ
出演:ジャン・ギャバン、アラン・ドロン、ヴィヴィアーヌ・ロマンス、モーリス・ビロー、カルラ・マルリエ
ハラハラドキドキの犯罪映画(いわゆるフィルムノワール)。原作はアメリカ製だが、舞台をフランスに移植して映画化したらしい。
ジャン・ギャバンとアラン・ドロンの魅力もさることながら、セリフや映像、音楽など、あらゆる面で優れたエンタテイメント映画である。また仕掛けも巧妙で、見所の一つになっている。
「イヤー映画ってホントに良いですね」と言いたくなるような映画らしい映画であった。
追記:
「お金は泥棒たち自身を貴族にする」
(『カルミナ・ブラーナ』「地上では至高の王様だ、今の時代、お金が」より)
1963年ゴールデン・グローブ賞外国映画賞受賞作
★★★★参考:
竹林軒出張所『ヘッドライト(映画)』竹林軒出張所『暗黒街のふたり(映画)』竹林軒出張所『若者のすべて(映画)』竹林軒出張所『山猫(映画)』竹林軒出張所『太陽がいっぱい(映画)』竹林軒出張所『霧の波止場(映画)』竹林軒出張所『望郷(映画)』竹林軒出張所『地の果てを行く(映画)』