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竹林軒出張所

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『ジェネラル・ルージュの凱旋』(ドラマ) まだ途中だが

ジェネラル・ルージュの凱旋(2010年・関西テレビ)
演出:今井和久他
原作:海堂尊
脚本:後藤法子
出演:伊藤淳史、仲村トオル、西島英俊、木下隆行、白石美帆、加藤あい

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 まだ2回しか放映されていないが、フジテレビ系列で放送されている『ジェネラル・ルージュの凱旋』が面白い。『チーム・バチスタの栄光』の続編で、その後の『ナイチンゲールの沈黙』ともども、なかなか見応えのある面白いドラマに仕上がっている。『チーム・バチスタ』と『ナイチンゲールの沈黙』のどちらもミステリーの部分でチープさが目立った(原作に由来するものか、ドラマ独特のものかはわからない)が、それ以外のドラマ的な部分、つまりキャラクター設定や会話の面白さ、ストーリー展開などは相当レベルが高かった。2000年代を代表するドラマと言ってもさしつかえない。
 特に今回の『ジェネラル・ルージュ』は、全体を通じた1つの大きな話に加え、1回単位でエピソードが設定されており、それぞれの回だけ見ても楽しめるようになっている。これも原作に由来するものかドラマ独特のものかはわからないが、各回まとまっていてよくできている。前作では、とにかくミステリー部分で非常にチープな感じがしていたので、今回のシリーズのように、ミステリーの部分があまり顔を出さないのはとてもよろしい。症状から原因を探ることがそれぞれの回のストーリーの柱になっているのだが、ある意味、ミステリー的な面白さもある。これまでの作と同様、伊藤淳史と仲村トオルのかけあいが抜群に面白く、かれらのキャラクターを活かす脚本が秀逸である。この後藤法子というシナリオ作家は今まで知らなかったが、今後少し注目してみようかと思う。

参考:
竹林軒出張所『ジェネラル・ルージュの凱旋 (1)〜(12)(ドラマ)』
竹林軒出張所『ナイチンゲールの沈黙(ドラマ)』

by chikurinken | 2010-04-19 08:57 | ドラマ
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