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竹林軒出張所

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今日聴いた音楽……たまにはこんなのも良いでしょうよ

 この間も書いたが、ここんところ、『英雄』ばかり聴いている。昨日なんか街を歩きながら第4楽章に聞き耳を立てていたら構成があまりに面白いので感動して陶然としてしまった。変な人だと思われたかも知れない。しかし、『英雄』の中に顔をちらほら出すベートーヴェンは、本当に「孤高」という表現がふさわしい存在だよなあとあらためて思った。人間として生まれたからには、あの存在に少しでも近付きたいものだ……などと考えた昨日であった。
 今日も少し出かける用事があって『英雄』を聴いていた。結局第1楽章から第4楽章まで終わり、その後ベートーヴェンの交響曲第4番の第3楽章まで行ったところで家に着いた。ちなみにiPodにはベートーヴェンの全集が1番から9番まで順番に入っている。そんなわけで交響曲第4番と続いたわけだ。
今日聴いた音楽……たまにはこんなのも良いでしょうよ_b0189364_22505531.jpg 朝は、フランスのポップスを聴きながら仕事を始めた。シルヴィ・バルタン良いよななどと思いながら。一通り聴いた後は、アルゼンチン・タンゴに移る。仕事するときは歌詞が邪魔になるので、歌のないアコースティック曲を聴くことが多い。今日はなぜかアルゼンチン・タンゴである。午後はコンチネンタル・タンゴに移った。僕は仕事するときは、デスクトップ・コンピュータのiTunesで音楽を聴いているんだが、節操もなくいろいろな音楽をiTunesに投入している。だからタンゴを聴いた後、アイドル歌謡を聴いたりもする。というわけで、夜は、松田聖子集を聴いた。昨日ちょっと見た古いTVドラマ『青が散る』の主題歌が「蒼いフォトグラフ」だったんでちょっと聴き始めたんだが、結局「Sweet Memories」、「瞳はダイアモンド」、「ハートのイアリング」と続いて聴くことになった。しかしこの頃の「ユーミン、松本隆、松田聖子」トリオの歌は叙情的で良い。それに懐かしさもある。
 このように節操もなくいろいろな音楽を聴いて1日が終わるのだ。iTunesとiPodのおかげで、世界中のいろいろな音楽を1日中聴ける。音楽好きから見るとまさに夢のような時代だ。もっともその分音楽の扱いが軽くなったんだよな。音楽はありがたく聴くべしと肝に銘じることにする。
by chikurinken | 2010-03-08 22:52 | 音楽
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