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竹林軒出張所

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ペン(万年筆)で描く……ふたたび

 ペン(万年筆)で描く場合、通常鉛筆で下書きなどしないため、形が狂えば修正がきかない。そんなわけで多少いびつになることも多いが、それでもハッチング(線による陰影表現)などが良い感じで仕上がると、それはそれで味が出るものだ。鉛筆で下書きすると、そこそこしっかりした形は維持できるが、いきなりペンで描いたときのようなアドリブの面白さがなく、なんとなく萎縮した絵になってしまうので、どちらをとるかという、一種のトレードオフになってしまう。それにいきなりペンで描くときの緊張感はなかなか良いものだ。銀塩カメラのシャッターを切る瞬間に通じるものがある。

例:顔が異様に長すぎるが、それはそれで味がある(ペン)。
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似てはいるが形が崩れたヘプバーン(ペン)。
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鉛筆で描けばこのくらいのものになる。カーシュの写真が元図(鉛筆)。
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デッサンも表現もうまくいった数少ない例(ペン)。
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by chikurinken | 2009-12-23 14:36 | 美術
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