昨日の続き。
ACアダプタは早々に届いたが、バッテリーはなかなか届かず、結局10日くらいかかった。やきもきしたが、ちゃんと届いたので良しとしよう。
で、いよいよ開腹手術に取りかかるわけだが、開腹さえできれば、後は電池を取り替えてケーブルを接続するだけなんで5分もかからない。ただ、この開腹作業がなかなか困難を極める。
前面プラスチック部分と背面金属部分の間に、何かをこじ入れて強引にパカパカと開けていかなければならぬ。このとき何をこじ入れるかというのが難しい問題で、そもそも隙間なんてほとんど空いていないところにものを入れようというのである。買ったバッテリーに、こじ開け用のプラスチックの道具が付いているんだが、この先端が隙間に入るのか何とも心許ない(見た目、結構太いし)。ということで、これよりもっと細いテレフォン・カードを差し込んでから、その隙間に件のプラスチック道具をこじ入れればうまくいくんじゃないかと、浅はかな頭で考えたわけだ(ホントは他の人のやり方を参考にしたんだが)。
実際の手順については説明するのが面倒になってきたので、後は写真を見てください。
このこじ開ける作業だけで30分以上かかったのだった。実はわけあって2回やることになってしまったのだ。1回でも大変なのに2回も! 1回目は思いの外簡単にできたんだが2回目はものすごーく苦労した。生きるのがイヤになったよ。人生ってこんなにうまくいかないものなのかってなもんだ。でも2回もやったおかげでこじ開けるコツがなんとなく身に付いたような気がする。こじ開けマイスターの称号をいただく日も近いか。正直なところ、二度とやりたくないという、そういう気持ちなんだがね。成功したのに何だか非常に気が重い。
届いた電池とiPod。緑色のものが、付属のこじ開け道具

こじ開け作業。コツは、金属部分にカードを滑り込ませるようにして、そのまま周囲に沿って少しずつ動かすということですかね。

カードとプラスチックの道具を隙間にねじ込んだら、後はゆっくりと周囲を開けていく。パカパカと。

フタが取れた状態。

バッテリー(左の部品)を取り出した状態。これを新しいものと交換して元に戻す。

バッテリーを交換した状態。後は、フタを元通りに戻すだけ。
参考:
竹林軒出張所『旧式iPodのバッテリー交換をやってみようと思うの記 その1』