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竹林軒出張所

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三遊亭円楽の肖像

b0189364_9213210.jpg 25年ほど前にスケッチした三遊亭円楽の肖像。高座に出ているのを見ながらいたずら書きしたもの(裏には小文枝師匠の絵がある)だが、良くできていたので今でも手元に置いている。
 落語を聴き始めた初期の頃(35年ほど前)、円楽の「死神」を聴いて大変感銘を受けた記憶がある。その後この「死神」が(円楽の師匠の)三遊亭円生ゆずりであることがわかったので、もっぱらそれ以降は円生のものしか聴いていないが、ともかく僕の落語の入口になった人である。その後何度か高座をテレビで見ているが、最初のような感動はなくなってきた。こちらの目が肥えてきたこともあるのかも知れないが、やはり、(落語については)この25年前くらいが絶頂ではなかったかと思う。どうも笑点の人になってしまったふしがある。笑点の大喜利はつまらないので一切見ないが、ともかく僕の落語の入口になった人なんである、円楽という人は。

 この肖像も、銅版画を始めた頃に版画にしてみようと思っていたがそのままになっている。三遊亭円楽の訃報を聞いてこのことを思い出し、引っ張り出してきた次第。

 三遊亭円楽師匠のご冥福をお祈りいたします。合掌。
by chikurinken | 2009-10-31 09:25 | 美術
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