ブログトップ | ログイン

竹林軒出張所

chikrinken.exblog.jp

『天皇の料理番』(1)〜(19)(ドラマ)

天皇の料理番(1980年・TBS)
原作:杉森久英(『天皇の料理番』)
監督:森崎東、他
脚本:鎌田敏夫、他
出演:堺正章、壇ふみ、鹿賀丈史、明石家さんま、田中裕子、セーラ、財津一郎、
山田パンダ、近藤正臣、山口いづみ、柳生博

b0189364_201936.jpg 「天皇の料理番」の異名を取る料理人、秋山篤蔵の青春記。原作は、伝記作家、杉森久英の同名小説である。
 秋山篤蔵の修業時代から宮内省大膳職主厨長になるまでを、軽妙な味を加えてドラマにしたもので、気軽に楽しく見ることができる。お笑い番組のコントみたいになっている箇所もあり(特に堺正章、鹿賀丈史、明石家さんまが絡む場面)、ドラマとしての重さに欠けるきらいもあるが、ドラマをぶちこわすほどではない。ところどころアドリブも入っているようだ。明石家さんまが演じている箇所では、さながら「ひょうきん族」のようでもある。大道具が安っぽいせいもあるが。
 寺で小僧をしていた秋山篤蔵は、ある日偶然トンカツを食べていたく感動し、それをきっかけに料理人を目指すようになる。友人達との出会い、別れ、挫折などを経て、やがて料理界で頭角を表していく……というのが全体のストーリーだ。
 登場人物はどれも魅力的であるが、どこまでが実在の人物でどこまでが架空の人物か判然としない。原作を読んでいないため、原作段階でどこまで作り込んでいるのかがわからないが、いずれ確認してみたいと思う。
 すべての回でタイトルを「〜と〜」で統一しており、各回うまくまとめられている。シナリオ、演出ともにできが良い。キャスティングもなかなか面白い。80年代を代表するドラマと言ってよいだろう。

★★★☆
参考:ドラマ雑記(ドラマから伝記、そしてまたドラマ)
by chikurinken | 2009-10-03 20:03 | ドラマ
<< 追われる日々 ネットdeプロ野球 >>