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竹林軒出張所

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ユキヒョウを入るる記

ユキヒョウを入るる記_b0189364_10151456.jpg Appleが新しく出したSnow Leopard(MacOS X 10.6)を買い求めたので、早速Mac-miniに入れてみた。このMac-miniは、仕事に使うヤツではなく、もっぱら仕事中音楽を聴くのに使っているので、問題があってもダイジョブ、ダイジョブ〜なのである。それにしっかりバックアップも取っていることだし、試しにインストールしてみる環境としてはベストである。
 前回のLeopardを入れたときもそうだが、使えなくなるソフトが確実に出てくるはずだ。頻繁に使っているようなソフトだとこれが非常に困る。そういうわけで、試しインストールということに相成ったわけだ。だったら新しく入れなきゃいいじゃねーかという声が聞こえてきそうだが、今回のOS、チューンアップに力が入っているらしく、外見上の大きな変化はないが、処理速度が向上し、しかもディスク空き容量も増えるという。ディスク空き容量が残り少なくなってきている現状では、まさに渡りに船ではないか。Mac-miniのディスク交換といったらそりゃ面倒で、もうハンパねぇ〜作業だ。そんなわけで今回は、この「ディスク空き容量が増える」という話に食いついたというわけだ。ちなみに価格は3000円程度で、CD1枚分程度。
 で、Mac-miniにインストールしてみた。作業は1時間程度で、前回と違ってすんなり行った。起動してみると、やはり空きディスク容量が4GB増えていた。看板に偽りなしである。処理速度も速くなっている。前のようなもたつき感がなく、操作が小気味良い。
 聞くところによると、Snow Leopardが対応していないソフト(特に常駐ソフト)は、最初の起動時に自動的に外されるそうで、そのあたりも気が利いていてよろしい。意外だったのが、LiteSwitchという、システム環境設定のソフトが普通に動作していることだ。Leopardのアップグレードのときはこれが動作せず、しかも新しいバージョンがなかなか出ずで不自由な思いが続いた(アプリケーションの切り替えをOption-Tabでやるという操作が手に馴染んでしまっているのでこれができないと大変不便)。これについてはあまり期待していなかったので、動かなければこの際捨ててしまおうかと思っていたのだ。よかったよかった。
 今のところ、ダメだったソフトはあまり多くなく、動かなくてもアップグレードで対応できるものが多かった。困ったのはOOOkTunesというスクリーンセーバーが動かなかったことだ。これはiTunesで現在再生中の曲のデータ(タイトルなど)とジャケット画像を、スクリーンセーバーで表示するというソフトである。古いソフトではあるんだが、今まで普通に使えていた。もっともOOOkTunesは5、6年アップデートしておらず、いわば過去のソフトである。すでに新バージョンは期待できないのであった。これに代わるようなソフトは今のところ……ない。悔しいですっ!
 他にiTunes Volumeというソフトにも画面表示を大混乱に陥れるという問題があった。Mac-miniを音楽サーバーとして使っている関係上、どうしてもiTunes関連ソフトのチェックが最初になる。こちらは最新バージョンのソフト(Mousqueakという名前で出ています)にアップグレードして事なきを得た。
 古いソフトには使えないものが若干あった(大体はアップグレードで対応できるようだ)。Microsoft Office 2004は、Rosettaという裏方ソフトが必要なようだが、動くには動く。スピードが著しく遅くなったように感じるが、まだ断定はできない。どっちにしてもそんなに使うソフトではないのでこれでいいのだ。アップグレードする気などさらさらないのだ。
 あとはホームページ作成関連のソフトが動くかどうか検証して、問題がなければメインの仕事マシンもアップグレードしようかなという状況である。動かないソフトがあれば今後もこの場を借りて発表していきたいと思っている。それが人柱としての役割なのだ。それでいいのだ。

追記:
(マニアック)ソフト動作検証結果
ID for Weblife  動作しました。
Apple Works 6.2.9  動作しました。

その他の互換性については「Snow Leopard Compatibility」のページを参照してください。
by chikurinken | 2009-09-08 10:28 | パソコン
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