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竹林軒出張所

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『郷愁』(映画)

b0189364_841405.jpg郷愁(1988年・ATG)
監督:中島丈博
脚本:中島丈博
出演:西川弘志、小牧彩里、吉行和子、津川雅彦、榎木孝明、中村銀次

 昨日紹介した脚本家、中島丈博の第1回監督作品。
 内容は自伝的なもので、『祭りの準備』に至るまでの中学生時代である。中島丈博の著書『シナリオ無頼』によると、フィクションもかなり混ざっているが、大筋で自伝と言えるらしい。特に、田舎の土俗性が全編に渡って香っており、それに対する嫌悪感とも愛着ともとれる表現が随所にある。僕自身もこういった土俗性が嫌いで故郷を離れたこともあり、それについては大変共感できるところである。かなり私的な内容であるにもかかわらず、そこにある種の普遍性があるため、このような個人的な話でも一編の優れた映画として成立する。こういう映画が実現可能になったのも当時ATGという芸術志向の団体があったゆえかも知れない。商業ベース一辺倒だとなかなかこういう映画は作れないと思う。もっとも昨今の日本映画界もこの手の映画を結構産出しており、こういった傾向も、もしかしたらATGが残した遺産ではないかなどと考えたりする。
 ともあれ、奇を衒ったところのない正攻法の映画で、四万十を映し出した映像も実に美しい。もちろん土俗的な人間臭さはあるが、そういうのが嫌でなければ楽しめるのではないかと思う(ホントのところ、僕はそういう映画は苦手なんだがね……でも最後まで面白く見れました)。
★★★☆

参考:
竹林軒出張所『シナリオ無頼(本)』
竹林軒出張所『極楽家族(ドラマ)』
by chikurinken | 2010-07-30 08:43 | 映画

『シナリオ無頼』(本)

b0189364_8385851.jpgシナリオ無頼 祭りは終わらない
中島丈博著
中公新書

 シナリオライター、中島丈博による、自身と次作シナリオを語った書。一種の自伝と言えなくもない。
 著者、中島丈博はベテランのシナリオライターで、今となっては巨匠の部類に入る。特に『祭りの準備』(監督:黒木和雄)や『郷愁』(自身で監督)などの映画は自伝的なもので、シナリオライターの作家性を意識させる作品であった。またテレビでも『独身送別会』という自伝的作品を書いており、中島丈博自身の生涯は、これらの映画やドラマを見た人にとっては非常に関心があるところだ。要はどこまでフィクションでどこまでが創作かということである。特に、高知での鬱屈した青春時代を描いた『祭りの準備』は内容が赤裸々でもあり、これが「自伝的なシナリオ」と聞かされていたこともあって、見た当初からどこまでが実話なのかとか、作者はいったいどういった出自の人なのかといったレベルで非常に興味があった。本書では、そのあたりも書かれていて、著者の生涯がどのようにこういった作品に昇華されていったのかもよくわかるようになっている。そういう意味で、こういった作品の副読本として非常に価値のある著書である。
 しかし逆に、中島丈博のことをあまり知らない人にとっては、読む価値があるかどうかは微妙なところ。少し変わった出自のシナリオライターの生涯として読めば面白いかもしれないが、映画やシナリオに興味のない人にとっては厳しいかも知れない。ある種、読者を選ぶ類の本である。大河ドラマ(4作書いている)での役者とのもめ事や藤田敏八監督との諍いなども、こういったものに興味がある人であればなかなか面白いが、一般向けとは言えないような気もする。
 なお、副題の「祭りは終わらない」は、シナリオ作家デビュー(つまり「祭り」)前を描いた『祭りの準備』にちなんだものである(と思う)。
★★★☆

参考:
竹林軒出張所『極楽家族(ドラマ)』
竹林軒出張所『郷愁(映画)』
by chikurinken | 2010-07-29 08:39 |

『たんぽぽの日々』(本)

b0189364_15575853.jpgたんぽぽの日々
俵万智・著、市橋織江・写真
小学館

 『サラダ記念日』の俵万智による、子どもについての歌集。俵万智は、ほとんど僕と同世代で、学生時代『サラダ記念日』を読んでその斬新さに驚愕した僕としては、「短歌の俵万智健在」がうれしいところでもある。本作も、『サラダ記念日』同様、質の高い歌集である。内容は、ほとんど自分の子どもに関する歌である。これまで、俵万智の結婚の話とか一切聞いたことがなかったので「え、俵万智、子どもいたの?」と意外に感じた次第。なんでも40歳のときシングルのまま出産したらしい。ひとりで子育てするのも大変だろうなあと思うが、フリーの著述業であれば仕事が育児の障害になることもあまりないだろうから、その点は一般的なシングルマザーよりも恵まれているかも知れない。
 しかし、恋の歌で有名なあの俵万智が育児の歌ばかり作るというのも、なかなか感慨深いものがある。なんだか昔の同級生の消息を知ったような感じである(もちろん面識はまったくないが)。内容は、見開きページに、短歌一首とそれにまつわるエッセイが掲載されており、それに写真が添えられている。短歌は相変わらず鋭く、共感できるものが多い。僕なんかは子どもがある程度大きくなったので、彼女の短歌に描き出されている幼い子どものあれやこれやに懐かしさを憶えた。詩や短歌はどの程度共感できるかという一種の「あるある」であって、共感できる程度でその優劣が決まるのではないかと思うが、そういう点でも極上と言える。相変わらず視点が鋭いなあ……とも思う。作家も、こうやって経験を広げていくことで、新しい世界が広がっていき、結果としてその作品の幅も広がることになる。ファンにとっては喜ばしいことである。続編にも期待。

   恋の歌を一途に編みし君が今 子想う喜び歌いおりけり

★★★☆

参考:
竹林軒出張所『生まれてバンザイ(本)』
竹林軒出張所『ちいさな言葉(本)』
竹林軒出張所『短歌をよむ(本)』

by chikurinken | 2010-07-28 15:59 |

『猫楠』(本)

b0189364_8472222.jpg猫楠 南方熊楠の生涯
水木しげる著
角川文庫ソフィア

 博物学の大家、南方熊楠の生涯をマンガで描いた伝記。相当戯画化されており、とんでもない人物に描かれているが、本当のところはよくわからない。南方熊楠には多少興味があったが、さりとて伝記を読むほど興味があるわけでもなく、簡単に読めるようなものがあったらいいナと思っていたら、水木しげるのマンガがあったという次第。だがそこに描かれる人物像は、奇人としか言いようのない怪人である。だがこれはこれで全体に筋が通っており、破綻はない。優れた伝記映画みたいな味わいもある。実像もおそらくこういうイメージに近かったんだろう。
 マンガの方は400ページを超える大作で、できも良い。狂言まわしを努めるのが「猫楠」という名前の猫で、南方熊楠がこの猫を飼っていて、熊楠が猫語でこの猫と会話できるという設定(なんでも熊楠は18カ国語を話せると言われているらしく、だから猫語だってOKということ)になっている。説明的な部分は、この猫と熊楠、他の猫などとの会話の形で紹介される。マンガという媒体であるため、猫がしゃべってもまったく不自然さはない。
 ともかく熊楠という人間がわかる作品で、いずれにしろ、この南方熊楠という人、決してお友達になりたいようなタイプではないなと思った。南方熊楠に対する先入観は、本書で180度転回したのであった。
★★★☆
by chikurinken | 2010-07-26 22:45 |

『ぐるりのこと。』(映画)

b0189364_17135430.jpgぐるりのこと。(2008年・「ぐるりのこと」プロデューサーズ)
監督:橋口亮輔
原作:橋口亮輔
脚本:橋口亮輔
出演:木村多江、リリー・フランキー、倍賞美津子、寺島進、八嶋智人、寺田農、柄本明

 ある夫婦の物語であるが、メインとなるモチーフは欝病である。ただ欝状態のシーンは、ちょっときつくて正視しがたい。ものすごく鬱状態の空気が伝わってきて、しかも鬱患者が周囲の親しい人に当たり散らすという状況も再現されており、かなり気分が悪い。しかも、全編を通じ、やたら人間の嫌な部分が(巧みに)表現されていて、見ているうちに相当気が滅入ってきた。もちろんこのあたりは製作者側の意図通りなんだろうが。いろいろな描写にあまりにリアリティがあるので、実話を元にした原作でもあるのかと思ったが、監督の創作のようである。また、欝病になる几帳面な女性を演じている木村多江が迫真の演技で、それもあいまってますます気分が悪くなった(いや、すごい演技なんですけどね……あまりに真に迫りすぎてて……)。もちろん、映画であるため、最終的には完結するんだが、途中までの段階でエネルギーをすり減らしてしまった。全編見終われば爽快感も残って悪くないんだが、現実のあまりの厳しさを突きつけられるようで、かなりきつい映画であった。だが、ある意味すごい映画である。ただし、精神的に参っているときなどは見ない方がよいと思う。

追記:今ちょっとWikipediaで調べてわかったんだが、監督は、この映画を作る前に欝病を経験したそうである。なーるほど。

★★★★
by chikurinken | 2010-07-24 17:16 | 映画

『M』(映画)

b0189364_9114442.jpgM(1931年・独)
監督:フリッツ・ラング
原作:エゴン・ヤコブソン
脚本:テア・フォン・ハルボウ、フリッツ・ラング
出演:ペーター・ローレ、オットー・ベルニッケ、グスタフ・グリュントゲンス

 実際に起こった凶悪殺人事件を題材にした古典的サスペンス映画。80年前の映画だが、正攻法な作りで、まったく古さを感じさせない。影で恐怖感を表現したり、顔の表情で周囲の動きを表現したりといった(今では標準となった)映画文法を駆使しているが、この監督がおそらくその走りではないかと思われる。
 テーマは日本の刑法39条(心神喪失時の犯罪)にかかわるようなもので、いまだに結論が出ていない今日的なものである。展開もスリリングで飽きが来ず、間違いなく映画史上に残る古典作品である。解説によると、この『M』の方法論が『怪人マブゼ博士』にも引き継がれていくらしい。というわけで、近々『怪人マブゼ博士』も見ようと思っている。なお、タイトルの『M』は「Mörder(殺人者)」の略(だと思う)。話の途中で合図として使用される。

★★★☆
by chikurinken | 2010-07-23 09:12 | 映画

『鴨川ホルモー』(映画)

b0189364_10344966.jpg鴨川ホルモー(2009年・松竹)
監督:本木克英
原作:万城目学
脚本:経塚丸雄
出演:山田孝之、栗山千明、濱田岳、石田卓也、芦名星、荒川良々、石橋蓮司、笑福亭鶴光

 『鹿男あをによし』の万城目学のデビュー作を映画化したもの。京都を舞台にした青春映画というと『二十歳の原点』や『ヒポクラテスたち』が有名だが、そういった、人間の内面に分け入っていくような映画とは違い、登場人物はどれも戯画的で、通り一遍の描き方である。ただ、描かれる世界が非常に面白く、そういう意味でストーリーの映画ということができる。
 『鹿男あをによし』でも展開された奇想天外さは本作でも健在。童話のように荒唐無稽なストーリーではあるが、その独自の世界が完結しておりその中で整合性がとれているためリアリティがある。「荒唐無稽な話であってもリアリティは必要である」と常々僕は思っているが、そういう点でもこの話は優れている。したがって万城目学の独自世界にも自然に引き込まれていくことになる。
 なんといってもこの映画のすごいところは、破天荒な万城目ワールドを忠実に映画化できている点である。映画向けの書き下ろしであるかのように自然に展開される世界は圧巻である。この手の映画の常としてCGが駆使されているが、違和感もなくむしろユーモラスで楽しい。思わず笑ってしまうようなくすぐりの要素も入っていて楽しめる。キャスティングも面白く、山田孝之、栗山千明という二枚目俳優、美人女優がそれぞれ冴えない役を演じており(山田孝之は『電車男』のイメージなんだろうか)それがまたよくはまっている。周りの配役もなかなか面白い。
 ちょっと難があるのは、例によってオーバーアクトが多いことで、ちょっとやりすぎじゃない?と思われるような箇所が随所にある。見ていて、もう少し抑えめに冷静に……とつい思ってしまうのである。とは言え、こんな馬鹿な話を書く人も、それを一生懸命映像化しようとする人達も、尊敬に値する馬鹿者であると思う。日本映画の可能性を示す大変面白いエンタテイメント映画であった。

★★★☆
by chikurinken | 2010-07-22 10:42 | 映画

今日の歳時記 「暑いっちゅーねん」編

b0189364_18523092.jpg 1日中カンカン照りで、昼間外に出ると、日の光が肌に差し込むようで、まさに「陽差しが痛い!」という感覚であった。こんなに暑いと、丈夫だと自負する僕でも、熱射病になりそうだ。ちなみに熱射病というのは熱中症のことである。先日、小学生の息子に「熱射病に気をつけろよ」と言うと、「今は熱中症とも言うけどね……」と返されてしまった。そう、今は「熱中症」である。「熱射病」という言葉はおそらく「日射病」から派生した言葉だろうが、「日射」が正しいのはわかるが「熱射」という言葉には非常に違和感があった。だから「熱射病」という言葉も嫌いであまり使いたくない言葉だったのだ。だから「熱中症」という用語は大歓迎の言葉で、本当はこちらを好んで使いたいところだが、悲しいかな、これまでの習慣でなかなか「熱中症」という言葉が出てこない。
 「熱中症」は別だが、「統合失調症」とか「認知症」とかの言葉の言い換えは、ゴマカシみたいで非常に嫌な気分がする。要するに差別的なニュアンスがあるのでこういう言葉に言い換えたということだろうが、なんとなくNHK的な事なかれ主義を思わせる。「認知症」という言葉も大分定着してきて、ちょっと前みたいな違和感が少しずつ消えてきているが、やがてはこれがそのものズバリを差すようになるんで、差別的なニュアンスも出てくることになる。僕も身内に認知症患者がいるが、たとえば自分と同じクラスに、イタズラ好きのちょっと鈍感な中学生でもいたら「ヤーイ、ニンチショ〜!」などと言われるんではないかと思う。そうなると、またこの言葉を別の言葉に置き換えて言うなどということをするんだろうか……などと要らぬ心配をしてしまう。
 3、40年ほど前のドラマや映画を見ると、日常会話で「きちがいじみた」などという言葉が普通に出てくるんだが、最近この手の言葉を聞き慣れていないので、見ているこちらがドキッとしてしまうほどだ。子どもの頃は普通に使っていたのに、差別的なニュアンスがあるからと言って、わざわざ別の言葉で置き換える必要があるんだろうかと思うのは僕だけだろうか(いや、そうではあるまい……)。
 話がそれたが、熱中症である。とにかく暑いったらない。いきなり梅雨明けして真夏になったせいもあって、健康な身体にも堪える。特に最近、冷房が普通になったせいもあって、建物や自動車から排出される熱気で街の温度が上がっているようだ。街中を歩くのも命がけみたいになる日も近いのだろうか。
 そういうこともあってか、いつも行く図書館は非常に混んでいた。タダでゆっくり涼める場所が少ないせいもあるのかわからないが、ともかく図書館はタダである。で、今日図書館に向かう途中、ハトが木陰に集まっている様子を見かけた。面白いので写真に撮ったが、カメラを構えた途端、ハトが大挙して僕のところに集まってきた。たぶん餌をやっている人がいるんだろう。おかげで、写真には3羽しか収まらなかった。写真で向こうに見えるのが図書館である。

   ヒトは図書館 ハトは木陰で 涼をとる

 遅くなりましたが、皆様、暑中お見舞い申し上げます。お身体には十分お気をつけくださいませ。
by chikurinken | 2010-07-21 18:54 | 歳時記

『狼王ロボ』(映画)

狼王ロボ(1962年・米)
監督:ジェームズ・アルガー
原作:アーネスト・トムソン・シートン
脚本:ジェームズ・アルガー、ドワイト・ハウザー

 シートン動物記の1話、『狼王ロボ』をディズニーが映画化したドキュメンタリー・タッチの映画。ディズニー映画ということで子ども向けの映画なんだろうが、大人が見ても楽しめる上質の映画である。
 途中まで『わくわく動物ランド』風であるが、しかしああいった動物バラエティと違うのは、原作にあわせて映像を作っているという点で、要するに動物を役者として使っているわけだ。見ていて、どうやって撮影したんだろうと首をかしげるほどよくできている。ごくありふれたドキュメンタリーのように撮っているが、大変な労力が背後にあるんだろう。さすがディズニーとうならせるほどのデキである(でも、多くの動物を撮影中に殺しているんだろうな〜とも思う)。
 ストーリーはシートン動物記であることから、動物の視点による話で、したがって西部の男達も動物(つまり狼)の生活圏に侵入して追い立てるエイリアンとして描かれている。自然に根ざしながら家族を大事にする狼が、徐々に行き場を失い、あるものは殺されあるものは捕らえられといった具合に虐げられていく。先住民とイメージがシンクロするが、そのあたりもシートンは狙っているのだろうか。ロボの痛快な生き様はあっぱれである。おう、あっぱれやろう!(by 大沢親分) アッパレ、アッパレ!!
★★★☆

参考:
竹林軒出張所『ピノキオ(映画)』
竹林軒出張所『フラバー うっかり博士の大発明(映画)』
竹林軒出張所『アナと雪の女王(映画)』
by chikurinken | 2010-07-20 20:20 | 映画

『ゾラの生涯』(映画)

ゾラの生涯(1937年・米)
監督:ウィリアム・ディターレ
原案:ヘインツ・ヘラルド、ゲザ・ハーゼック
脚本:ノーマン・ライリー・レイン、ハインツ・ヘラルド、ゲザ・ハーゼック
出演:ポール・ムニ、ジョセフ・シルドクラウト、ゲイル・ソンダーガード

b0189364_934549.jpgネタバレ注意!

 フランスの文豪、ゾラの半生を描いた伝記映画。アメリカ製らしく、脳天気で理想主義的な内容である。ゾラの生涯といっても、大半はドレフュス事件関連である。セザンヌと交流があった貧乏時代に始まり、成功して大金を手にした結果ハングリーさをなくし、芸術性も失ってしまうが、ドレフュス事件の擁護をきっかけにして芸術性を取り戻すという内容である。
 ドレフュス事件の詳細についてはよく知らなかったので、ゾラに禁固刑が出たことやゾラが亡命したことなども初耳であった。ドレフュスに対する民衆の反感についてもこんなにひどいとは知らなかったので、そのあたりは新鮮であった。こういった事実に属する部分は勉強になったが、著しく美化された(しかも中身がスカスカな)ゾラ像は、話半分で見なければならない。映画としては取るに足りないという印象である。

★★★
by chikurinken | 2010-07-18 09:36 | 映画