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竹林軒出張所

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カテゴリ:モノ( 13 )

プライベート・ビエラ -- ユニークな製品だが使い方を選ぶ

 ビデオ周りにいろいろと問題が起こったため、プライベート・ビエラという製品を買った。非常にユニークな製品で、一見ただのDVDレコーダーとモニターのセットでありながら、その実、レコーダーからモニターに映像を無線で送ることができるというスゴ技がある。レコーダー自体は普通のDVDレコーダー同様普通のテレビにつなぐことができるため、普通のレコーダーとしても使えるが、電波を飛ばして子機(モニター)でも内容物を見ることができるというところがミソである。
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 コンセプトとしてはかなり面白く、これが額面通り機能すれば言うことはないんだが、問題が一つあった。つまり送信される電波が少々弱めということで、隣の部屋であれば普通に見ることができるが、少し離れた部屋となると、電波が途切れがちで、テレビ放送を見た日にゃ、たびたび放送が途切れて、画面が停止してしまうという想定外のことが起こってしまう。メーカー(つまりパナソニックだが)のホームページやカタログを見ると、かなり広い家でもコンテンツを普通に見ることができるように書かれているが、間に2部屋入るとかなり厳しいというのが現実。間に1部屋空いていてもたまに途切れる。うちの場合、レコーダーを置いているリビングから少し離れたところで見る予定だったため、これにはかなり参った。
 ただ間に無線中継器を入れることで電波の到達範囲を延ばすという手段もあり、パナソニックからも無線LAN中継機が販売されている。だがこれも結構なお値段で、追加の出費としてはちょっと痛い。そこで別のメーカーの無線LAN中継機を買うことにした。値段は半分以下であるが、これが使えるのかどうかは微妙なところ。ともあれ、アマゾンのレビューにこの製品を同じような用途で使用したという書き込みがあり、それを信用することにして結局これを買った。使えなければ文字通り余分で無駄な出費になるが、得をしたければ多少のリスクは仕方がない。
b0189364_8323974.jpg ところが実際使ってみようとしたところ、親機のDVDレコーダーがこれを認識せず、これはゴミを買ってしまったかと泣きそうな気持ちになっていたが、執念深くあれやこれや試してみたら、意外にあっさり接続できた。「WPSボタンを押す」というごく基本的な方法で、最初にこれを試したときはウンともスンとも言わなかったが、時間をおいてやってみたらきっちり接続できたわけ。原因はわからないが、ともかく使えるようになった。
 で、めでたく機能するようになったかというと、電波は、前よりは強力になったがそれでも弱めで、テレビ放送を見ていると途切れることが多い。録画したビデオについては、ほぼ途切れずに何とか見終わることができる。コンセプトが非常に面白い製品なので、せめて通常の家の中であれば電波が届くくらいの仕様にしてほしいところだが、まだまだ発展途上の製品ということなのか。また、リモコンもテレビ接続用のケーブルも付いていないため、必要であればこれも別途購入しなければならない。おかげで当初の目論見よりも大分予算がオーバーした。
 使う環境次第では非常に良い製品なんだろうと思う。それに防水になっているということなんでお風呂でも使えるらしい。風呂でテレビを見る必然性があるのか疑問ではあるが。ただ、ウチのような環境、使用目的では微妙な製品と言わざるを得ない。この製品を検討している方は、使用目的を十分考慮した方がよろしいでしょう。

参考:
竹林軒出張所『DVDレコーダー、動作を停止す』
竹林軒出張所『ポータブルWiFiルーターの設定……難儀した……』
by chikurinken | 2017-02-25 08:33 | モノ

ボールペン反見える化計画

 世の中、何にでも「見える化」(Vizualization)の波が押し寄せていて、それはそれで良いものではあるが、ここで取り上げるのは「反見える化」計画である。ただしその対象はボールペン。


b0189364_9335054.jpg 最近のボールペンはなかなかすごい。特に「ゲルインキ」のものは、書き心地がすばらしいものが多い。
 中でも僕の愛用の品はゼブラの「サラサ黒 0.7mm」で、この書き味は、これまで他の筆記具では味わえなかったような桃源郷の境地と言っても良いほどである。もっともインクの減りがやけに速く、何度も何度も交換用のインク(いわゆる「リフィル」)を買うことになる。
 ただリフィルを交換して使い続けるというのも、確かにエコロジーの観点から見れば良いことではあるが、しかしあのプラスチックの軸に入れるというのは何とも味気ない。ああいう「見える」タイプのボールペンは1960年台にゼブラが発売したゼブラクリスタルが元祖なんだろうが(「見える見える」の広告が一世を風靡した)、今はあれが確固としたスタンダードになっていて、かなり多くのボールペンがあのデザインを採用している。確かにインクの減りが見えるという点では便利かも知れないが、ボールペンのたたずまいがあまりに安っぽくていけない。そのため、今みたいにリフィルを頻繁に交換するような使い方をするんなら、高級な軸に入れて使ってみたい……という気持ちは随分前から持ち続けていたのだ。ただしそれは、あのサラサのリフィルが使えるという前提である。
 実は以前、ちょっと高級感があるボールペン(これもゼブラのものだったと思うが)を愛用していて、折に触れてリフィルを交換しながら使っていたんだが、このボールペン用のリフィルが店に置かれなくなり、しまいには手に入らなくなってしまった。結局中身のないまま、うっちゃっておくことになったのだった。もったいない話である。
 ところが先日……とここからいよいよ本題に入るんだが、文房具関連の雑誌を見ていると、リフィルとボールペンには専用のものでなくても場合によっては互換性があるということがわかった。つまり高級軸に書きやすいリフィルを入れるという使い方もできるというわけ。
 で、そういう情報をネットで調べてみると、確かに事実のようで、『筆記具お役立ち情報』によるとサラサは結構互換性が高いようだ。また実際にサラサが入る軸について紹介されているサイト(noguchan's blog『JIS規格「ゲル J/K/L互換リフィル」で、大人のボールペンを作る』)もあって、具体的に写真入りで紹介されている。このサイトを見ると、オートというメーカーの軸が高級感があってしかもお手頃値段であることがわかる。
b0189364_9282012.jpg で早速、オートのリバティというボールペンを何種類か買ってみた。もちろんいつも使っているサラサの軸を入れてみたんだが、これがなんと(当然だが)しっくり収まる。最初からそこに入っていましたというような使い心地で、まったく問題ない。
 というわけで、高級ボールペン軸にサラサが入り、羊の皮をかぶった狼になったという話なのであった。なお、このサラサのリフィル(JFシリーズ)だが、サクラクレパスのボールサイン(リフィル:R-GBシリーズ)、ユニボールシグノRT(リフィル:UMR-8シリーズ)、オートのノックゲル(リフィル:KGR-8シリーズ)などとも互換性があり、パイロットのJuiceも互換性があるらしい(未確認)。お気に入りの軸にお好みのリフィルを入れて使うとハイパーなボールペンができあがること請け合いである(もしこのページを見て試す人がいても、私は一切責任は負いません。人と違うことをやろうという人は自分で責任を負ってやること)。
 それからもう一つ。最初に紹介した、以前使っていたゼブラの「ちょっと高級感があるボールペン」だが、サラサのリフィルを入れてみたらすっぽりと収まった。てことは、何も新しい軸を買わなくても良かったということになる。このあたりは少々複雑な心境である。
 さらにもう一つ。以前入手したパーカーのボールペン、非常に高級感があるんだが、書き心地が悪く、しかもインクも出なくなっていたが、こちらも互換性があるリフィルがあり(いわゆる「パーカータイプ」)、意外に簡単に入手できる。たとえばこちらのオート替芯クロ/5Pなどもパーカータイプである。ダイソーの100円ボールペンにもパーカータイプのリフィル(ゲルインキ)を使ったものがあるらしい。これも先日ネットで調べていてわかったことだ。で早速先日買って入れてみたんだが、こちらもピッタリ収まった。書き心地も、ゲルインキであるため、元のパーカーのものよりはるかに良い。これも今後活用できるかなと思う。

追記:
 今回、太さが違うオートの軸を何種類か買って、太さの違うサラサのリフィルを入れて楽しんでいたんだが、0.3と0.5の細いリフィルについては途中からインクが出なくなった。また書き心地も0.7ほどじゃなかった。そんなわけで細いやつはシグノの0.38に交換し、0.5の方はオートの元々のリフィルに戻した。こういうことができるのもまた楽しい。最高の筆記具を使いたいという欲求が満たされ、心持ちが良いではないか。すぐに使えなくなった製品(つまり細いリフィルだが)については腹が立つが……。

参考:
『筆記具お役立ち情報』
noguchan's blog『JIS規格「ゲル J/K/L互換リフィル」で、大人のボールペンを作る』
竹林軒出張所『万年筆画……』
竹林軒出張所『さわの文具店(本)』
竹林軒出張所『俺のダンディズム (1)〜(3)(ドラマ)』
by chikurinken | 2015-04-04 09:36 | モノ

パンチョ de ポンチョ(ポンチョ試用記)

b0189364_954507.jpg 前にも書いたように、僕は自動車に乗らず、移動はほとんどが自転車を使う。自転車は健康的かつエコロジカルでとっても良いのだが、しかし最大の難点が雨天時である。雨の日の自転車ほど惨めなものはない……と言ってよい。
 カッパを着れば事足りるじゃねーかと考えたあなたは、自転車シロートである。カッパを着て自転車に乗ると、カッパの中は汗で蒸れるわ脱ぎ着に時間はかかるわで、それを考えるとカッパはできれば避けて通りたい代物である。そういうこともあって永らく傘さし運転をやって来たが、これも大層危険で、しかも腕力も要り、とうてい人にお奨めできるものではない。結果的に、雨の日は極力外出しないという原則を打ち立てることになった。
 ただそうも言ってられないのが人生ってもんで、ここのところ雨の日の外出が増えてきたため、優れもののカッパがあればいっそカッパ派になろうかと考え始めた。特に先日約12kmの道のりを傘さしで運転したときに、もう精神的に疲れてしまって、これはもう無理!と感じたのだ。ちなみに僕の場合、傘さしでも片手運転ではなく、前屈みの状態になり、右手でハンドルを持ちながら傘を持つという体勢なので、片手傘さし運転ほどは危険じゃないと思うが、それでもこれが1時間近く続くとさすがに精神的な疲労が大きい。
b0189364_9543027.jpg そこでカッパをネット上で物色することになった。セパレートタイプのカッパは、先ほども言ったように蒸れと脱ぎ着の手間の問題があるので、なるべく避けたいところである。いろいろ探しているときに出会ったのが、レインコートと合羽の専門店「カッパライフ」というサイトで、ここでイチオシのエントラントレインコートってやつを買った。それから足のカバー用として使い捨てシューズ保護カバーという商品も買った。こちらは楽天の「オリジナル堂」というサイト。で、実際これを着てみて感じたのだが、エントラント製なんで蒸れは解消されるが、なにぶんやはり着脱の手間がかかる。一方でシューズ保護カバーは結構いける。
 ということで、もう少し着脱が楽な「ポンチョ」が良いんじゃないかと思っていたところ、先日街でポンチョ姿の自転車乗りを見かけた。なんだかとっても良さそうである。そこでネット上でポンチョを探し回り、いろいろなレビューなんかも検討して、最終的にたどり着いたのがマルト(MARUTO) 自転車屋さんのポンチョという商品である。ちょっと目立って恥ずかしいというレビューがたくさんあったが、この際そんなことは言ってられない。
 実際どうやって使うかというと、自転車ごとテントをすっぽりかぶってしまうようなイメージである。ちなみにこのテントは頭で支えるということになる。商品が送られてきて着てみると、後ろの丈が少し短すぎるんでないかい(臀部が濡れそう……)とも感じたが、全体的には良さそうである。
 で、先日、雨の日にこのマルトのポンチョを着て試乗してみた。ここからは僕のレビューということになるが、結論を言うと意外にヨイというのが感想である。風で煽られたりしないか気になっていたが、それもまったくなかった。ただしこの日は風があまり強くなかったので、これについては保留である。以前ポンチョを着て登山しているとき、稜線に出て暴風雨に遭い、飛ばされてしまうんじゃないかという恐怖感を持ったことがある(ちなみにそのときは即下山した)。このマルトのポンチョについてはそういう感覚は今のところまったくない。足が濡れる可能性はあるが、先述のシューズ保護カバーと併用すればまったく濡れることはない。もっともカバー自体もあまり濡れていなかったので、足も思った以上に保護されるんじゃないかと感じた。ただこれも風次第ってことになるんだろう。短すぎると感じた後ろの丈は、実際使ってみるとまったく問題がなかった。特に僕はデイパックを背負った状態でポンチョを着たんだが、それでもまったく問題はなかった。
 途中、傘持ち運転の人々と何度もすれ違ったが、彼らがちょっと間抜けに見えたほどで、傘持ち運転に比べるとはるかに精神的にも肉体的にも楽である。それに安全だし。今回15kmほどポンチョ状態で走ったが、服はまったく濡れていなかった。それになんといっても着脱が簡単かつスピーディで、その点はセパレート式よりずっと良い。Amazonのレビューに、やたら目立って車のドライバーにじろじろ見られたというものがあったが、そもそも合羽やポンチョを着るとき僕は眼鏡を外すんで、それも全然気にならなかった。思った以上に素晴らしいというのが僕の結論である。
 ただしこれはすべて、風があまりないという条件での話で、今後もう少し試してみないとわからない部分である。ただ僕個人としては、風が強いときはもう一つのエントラントレインコートを使えば良いわけで、そういうふうに臨機応変に対応すれば良いんじゃないかと思っている。

参考:
竹林軒出張所『自転車を買う(その1)』
竹林軒出張所『自転車を買う(その2)』
by chikurinken | 2013-03-02 09:56 | モノ

自転車を買う(その2)

昨日の続き)
 変速もリア5段は欲しい(フロントは不要)。ハンドルはフラット・バーでもドロップ・バーでもどちらでもよろしい。前にカゴも付けたいところだ。これはレーサーやピストに乗りたがるようなエエカッコ志向の人々には理解できないだろうが、前のカゴは、普段乗りにとって非常に有用性が高いものである。
 さらに絶対条件として、国産メーカー製という条件を挙げたい。かつて通勤用に使っていた台湾製の自転車は、乗車中にチェーンが切れるという信じられないアクシデントに直面したことがある。しかもこれだけじゃなく、とにかくあちこちに、今まで経験したことがなかったような変な問題が発生した。結構高い自転車だったのにー。それにかつて中国製の軽快車に乗っていた頃もあって、そのときも問題が多く、自転車屋さんに行っても「国産じゃないからねー、もう修理してもしようがないよ」と言われたことが一度ならずある。パンク修理自体、国産のチューブじゃなきゃうまくいかないみたいなことを言われたこともある。自分の経験からも「自転車は日本製が良い」という結論を出している(フランス製やイタリア製は乗ったことがないのでわからない)。
 こういった条件を兼ね備えた自転車と言えば、結果的にスポルティーフかランドナーみたいなもの(参考:Wikipedia「スポルティーフ」「ランドナー」)になる。そういうわけでスポルティーフやランドナーを探していたんだが、実はこういうタイプの自転車、現在あまり一般メーカー製の安いものがなくなっている。かつては、こういった自転車が5万円前後で売られていたものだが、マウンテン・バイクの登場と共にあらかた駆逐されてしまったんだな。安価なものじゃなきゃあるようだが、なかなかね。遠乗りするならいざ知らず、とてもじゃないが手が出せない。
b0189364_8371114.jpg で、そんな折に見つけたのがブリジストンのマークローザって自転車で、これだと条件のほとんどに合致するんだな。値段は4万円前後。
 必要以上にエエカッコ重視でなく、しかもドロヨケ、前カゴなどの実用性はちゃんと兼ね備えているのが良い。フロントの変速機がないというのも僕は評価したいところだ。とにかく必要なものは残すが、不要なものはバッサリ切り落とすという潔さが良いではないか。というわけで、今回、マークローザのホリゾンタルというモデルを買った(フレームのトップチューブが水平になったもの。トップチューブが下がった「ミキスト」みたいな、スタッガードというモデルもある)。
 で、乗り始めてもう1カ月以上になり、走行距離はすでに300kmくらいになっているかと思うが、現時点でまったく問題を感じていない。とても気に入っている。日本の自転車メーカーもこういう洗練された自転車を出せるようになったのかと思う。周りの家電やソフトウェアを見回すと、とにかくやたらに機能を盛り込んで最大多数のユーザーを取り込もうとする姿勢が見受けられるものが多い中、「不要なものをバッサリ落とす」という姿勢が非常に心地良い。もちろん、カッコ重視で必要なものまでなくしてしまうような製品作りは絶対にやってほしくない。日本の自転車メーカーもいい加減、脱マウンテン・バイクに向かってほしいと思うのだな。そういう点でこの「マークローザ」、一般メーカー製スポーツ車としてはかなりの意欲作である。間違いない。

参考:
竹林軒出張所『自転車を買う(その1)』
「マークローザ | おしゃれなスポーツ自転車のおすすめクロスバイク」
竹林軒出張所『ヒジからチューチュー』
by chikurinken | 2013-02-06 08:35 | モノ

自転車を買う(その1)

b0189364_8235287.jpg クルマを運転しない身なので、「足」ということになるとどうしても自転車中心になってしまう。
 僕はそもそも自転車が好きだ。フォルムも美しいし、なんと言ってもあのエネルギー効率の高さは特筆ものである。かのスティーブ・ジョブズもかつてMacintoshだかLisaだかを売り出すとき、「Bike」(自転車)という名前を付けようとしたという逸話がある(本当かどうか知らないが)。
 学生時代はサイクリング同好会などというところに出入りしていたほどで、そこここを「サイクリング」して歩いた。自転車だっていろいろな種類のものに乗ってきた。そういうわけで自転車についてはかなりこだわりがある。
 そういう人間ではあるが、永らく軽快車(いわゆるママチャリですな)に乗ってきた。もっぱら子ども運搬用として購入したものだが、すでに子どもを運搬する必要もなくなり、ここらでちょっと「速い足」を調達しようかと思いはじめてはや4年。やっと今回踏ん切りが付いて、1台買うことにした。
 とは言っても、こちとら自転車にかなりうるさい人間なので、そう簡単になんでも飛びつくというわけにはいかない。自分なりにさまざまな条件を取りそろえている。
 まず第一に、ある程度スピードが出るものでなければならないということ。今回そういう目的で買うんだからね。ということで軽快車やシティサイクル(つまりママチャリ)は除外。それから自転車レースに参加する気も今のところないので、ロードレーサーも除外。ピスト(トラック競技用自転車、詳細についてはWikipedia「ノーブレーキピスト」参照)なんかもってのほかだ。最近、一般道でブレーキも付けずにピストに乗ろうという輩が増えているらしいが、ドシロートのやることはまったくもって理解できない。死地に赴きたいのかと思う。
 それからマウンテン・バイクも除外する。あれは出てきたときから嫌いだった。オフロードを走りまくるってんだったらいざ知らず、ほとんど舗装路しか走らない僕のような人間が乗るにはきわめて不適切だ。なにしろ、ちゃんとしたドロヨケが付いていないのがいけない。あれは、雨の少ないアメリカ西海岸(西海岸で発祥したらしい)だからこそ成立するんであって、雨の多い日本国で乗るには向いていない。日本ではドロヨケ必須! これは絶対に譲れないところ。レーサーに乗ってかっこつけてる人も最近増えているが、競技をやるんならともかく、普段乗りに使うにはドロヨケは絶対に必要である。僕自身これまでマウンテン・バイクをはじめ何台かドロヨケなしの自転車に乗ってきたが、雨の日にあんなものに乗っていたら背中に泥の筋が1本できてしまって情けないったらありゃしない。
(長いので、続きは明日

参考:
竹林軒出張所『自転車を買う(その2)』
竹林軒出張所『ヒジからチューチュー』
by chikurinken | 2013-02-05 08:28 | モノ

LED電球導入記……エコのためかエゴのためか

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 暑い日が続きますな。
 あんまり暑いんでデスクライトさえ点けられないありさまです。なんせ、仕事場には冷房なんか入ってないしね、うかつにデスクライトをオンにしようものなら、ただでさえ暑いのに電球から熱が放射されて体感温度が一層上がること間違いなし。それこそ我慢大会の様相を呈してきます。だからと言って、ライトを付けないとパソコンの画面の明るさで目が疲れてしまうんですな。困ったもんです。それでも温度が上がるよりマシということでライトを我慢していたわけです。
 ところが数日前にふと気が付きました。つまりマンガによく出てくるような「頭に電球がともった状態」を想像していただきたい。暑く感じるのは白熱電灯を使っているからで、今流行りのLEDにしてしまえば、少なくとも白熱電灯ほどの熱さはないのではないかと。LED自体は確か熱が出なかったような気がします。かつて電気少年だった私の記憶が正しければ、LEDが熱くなったことはなかったはず……。
 ということで、一応調べました。買う前に調べるのは消費者として当たり前です。とは言うものの、実は以前、蛍光灯型の電球を買ったときに、白熱電灯との違いに落胆したことがあるのです。たとえば、蛍光灯は白熱電灯のようにすぐオンにならない。だから、頻繁かつ短時間だけオン/オフするような環境(廊下の照明とか)には合わないんですが、この事実は実際に取り付けてから初めて気付いたんですな。消費者としては失格です。それに明るさにも不満がありました。同じ轍を踏むことは避けたいものです。LED電球は値段も高いしね。
 で、ネットであれこれ調べたところ、やはり熱はほとんど出ないということがわかりました。発光体であるLED自体からは、やはり熱が出ないというのは確かなようです。実は、LED電球、LEDを灯すために電球の中に精密機器が入っているらしく、要は懐中電灯が電球の中に入っているようなもんなのかな……この辺、たとえが正確かどうかわかりませんが、その精密機器から熱が出るようなんですね。そのために放熱が必要(放熱しなければLED自体を痛めるらしい)で、そういうわけで銀色のスカートが放熱板代わりに電球に付いているということになります。だからLEDからは熱が出ませんが、LEDを保護するために、内部の精密機器から出る熱が放熱板を介して外部に放出されているということで、その結果、いくぶん熱は出ます。で、このどうしても必要な放熱スカートのために、光が遮られるという結果になるそうです。したがって、白熱電灯のように四方八方を照らすことができず、実質的に明るく照射できる範囲が下方向のみで(側面から見たときに)180゜以下になるということらしいのです。
 今回の目的はデスクライトで、上部を照らす必要がないためその点はまったく問題ないですが、やはり熱がちょっと気になる。放熱板が付いているというのもなんとなく心配なような……。なんせ机の上にあるパソコンも、夏場は終始ファンが回っているという有様で、手に熱がモワーッとわき上がってくるんですね。その上、上からも放熱板の熱がってことになると、結局点けないことになるかも知れない。もちろんLEDであれば、消費電力が少ないので長い目で見れば損はないのですが。値段も割に高いので、その辺が少し引っかかります。
 ま、しかし、迷ったときはとりあえずやってみる。ということで、昨日買ってきました、LED電球。先日Webで調べたところ、パナソニック、東芝、NECあたりだと問題ないが、安い輸入物は放熱対策が甘いためにすぐ壊れる可能性があるという話があった(事実かどうかわからない)ので、無難にパナの570ルーメンの電球を選びました(LDA7D-A1、約2,500円)。早速家に帰って取り付けてみると、熱についてはまったくと言っていいほど出ません(点灯中、電球の表面に触ることさえできる)。おかげで周囲が暑くても電球を点灯できるようになって、目の疲れが大幅に軽減されました。よかったよかった。それから明るさも文句なしです。ちなみにこれまで取り付けていたのは、白熱電灯だとばかり思っていたのですが、実は電球型蛍光灯でした。エコのために蛍光灯にしていたのでしょう……すっかり忘れてたけど。この電球型蛍光灯よりはるかに明るく感じますし、蛍光灯のようにスイッチオンしてからのタイムラグもありません。今のところ大満足です。電磁波もチェックしたかったけど、電磁波チェッカーが不調でできませんでした。理屈から考えると、蛍光灯ほどは出ないんじゃないかと思いますが、これについてはまたいずれ機会をあらためて調査したいと思っております。
by chikurinken | 2011-08-05 07:27 | モノ

眠れない夜iPodを抱えて

 最近、生活リズムが狂ってきたせいか、夜なかなか寝付かないことが多くなった。
 実は20年ほど前もそういうことがあって、そのときは就寝時に落語のカセットを聴くようにしてこの問題を克服したが、そのことをふと思い出した。なかなか寝付かないときは、大抵あれこれ思考を巡らしているせいで頭が冴え渡ってきて思考がさらに進むという悪循環が発生するが、落語などを聴いたりすると、当然そちらに集中することになって思考が進まなくなる。意外に効果てきめんなのだ。
b0189364_9292784.jpg ということで、寝る前に、五代目古今亭志ん生の落語を聴くことにした。古今亭志ん生は僕のもっともお気に入りの噺家で、今の土地に引っ越すときに、CD全集40枚のうち30枚まとめて買ったこともあるほど。当時志ん生のリバイバルCDも今ほど出回っていなかったため、ポニーキャニオンからCD全集40枚が出されたときはちょっとした衝撃だった。CD版の復刻(レコードからのCD化)作業などは、当然ながら売れ筋から行われるので、一般的には落語みたいなマイナーな線は後回しになる。その潮流がやっと落語まで及んできたという時代だったのかも知れない。この全集は、わりと早く品切れになったようだが、その後、志ん生をはじめ、さまざまな落語CDがたてつづけに発売されるようになって、今では図書館にも大量に収められているほどで、当初のような珍しさはない。
 志ん生の落語は、ラジオ放送用の音源がかなり残っているためか結構いろいろな演目のものが出回っているが、内容はそれこそ玉石混淆で、良いものもあればダメなものもある。特に志ん生の場合、晩年(昭和36年)に一度倒れて入院し、その後復帰したものの、かつてのような流れるような話芸は影を潜め、ほとんど別人のようになってしまった。そのため、昭和37年以降の志ん生の演目は資料的な価値以外あまりないと断言できる。だから買う際には昭和37年以降のものには手を出さないのが良い。また志ん生は、特に観客の影響をとても受けるタイプのようで、同じ演目であっても録音時の観客の状況によってグレードがかなり違う。だから志ん生の十八番だと思って買ってしまってガッカリするということもあるのだ。
 僕もそういうことを随分重ねて(買っただけでなく図書館でも借りて聴き比べしたりしている)、「火焔太鼓」はコレ、「妾馬」はコレみたいな、自分にとっての定番というものを見つけている。そういう厳選志ん生選集というものをiPod Classicに入れている。締めて46題。六代目三遊亭円生(名人だと僕が思っている人)の演目が4題であることを考えると、僕の志ん生への入れ込みようがわかろうというもの。
 こういういきさつで、最近は寝るときにiPodを用意し、スリープタイマーを60分にセットして聴いている。つまりそのまま寝込んでしまっても60分経ったら自動的に停止するのだが、実際はうつらうつらしたときに自分でiPodを止めており、実質的には20〜30分で止まっていることになる。寝入りはこれまでと比べてはるかに良くなり、同時に久しぶりに志ん生を楽しむことができるという一挙両得の解決策なのだった。一番の問題は、1本の題目の途中で眠ってしまうことが多く、通しで聴けないということと、眠る前の思索(結構楽しみでもあったのだ)ができなくなったということだが、それは起きている昼間にやることにする。眠れないというのはつらいものだし。

古今亭志ん生資料集
私のお奨め演目:
火焔太鼓(1961年12月NHKライブ):志ん生の十八番。躍動する志ん生。『NHK落語名人選1 五代目古今亭志ん生』に収録されているもの。
妾馬(1957年1月ラジオ京都放送分 - 川崎演芸場):破天荒な志ん生の面目躍如。
弥次郎(1956年NHKライブ):奇想天外な志ん生。『決定盤 落語十八番集 その三』に収録。
抜け雀(データなし):『NHK落語名人選31』収録のもの。

古今亭志ん生の映像:
b0189364_934782.jpg志ん生全盛期の映像は少なく、現在『風呂敷』、『おかめ団子』、『岸柳島』の3本の演目が残っているといわれている。
このうち『風呂敷』は『古典落語名作選 其の一』に、『おかめ団子』は『志ん生復活! 落語大全集 第8巻』、『岸柳島』は『志ん生復活! 落語大全集 第7巻』にそれぞれ収録されている(『志ん生復活』シリーズは現在入手困難)。これらの映像はYouTubeでも見ることができる。YouTubeには他にも『鰍沢』があったが、これは倒れた後のものでロレツが回っていない。また他にも数々の映像がアップされていたが、どれも静止画付きの音声だけのものだった。
高座以外では、『銀座カンカン娘』という映画に登場し演目もいくらか語っているが、こちらは高座とは別物で、落語として見るのはいかがなものかというような代物である。

参考:竹林軒「放送時評:8代目桂文楽のライブ映像」
by chikurinken | 2011-06-15 09:38 | モノ

Apple TVは面白い -- または、テレビもアップルに取り込まれるのか

b0189364_1237241.jpg アップルからApple TVというセットトップ・ボックスが発売された。というよりリニューアルしたというのが正しい。ハードディスク付きのものが前から出てたわけだし。ただ値段が高めだったりiTunesストアでビデオ映画が売られていなかったり(これがメインの機能だったような印象がある)などの理由で、もう一つヒットしなかった。認知すらあまりされていないのではないか。
 で、先月だったか、ハードディスクを除いたものが新しく発売された。値段は8,800円。基本的にはiTunesストアで販売されるビデオ映画の再生用ということなんだろうが(その証拠に、日本でのApple TVの販売は、iTunesストアでのビデオ映画発売およびビデオ・レンタル開始と同時に始まった)、しかし一番面白いのは、パソコンやiPhone(またはiPod Touch)に入っているiTunesの音楽を再生できる機能ではないかと踏んでいる。
 僕などは、1台のパソコンに音楽データを大量に入れて、これをミュージック・サーバーとして使っているが、ただこの方法の場合、基本的にこの音楽を聴くことができるのはこのパソコンからだけという難点がある。iPodに転送すればiPodで聴くことはできるが、それ以外の方法では原則聴くことができない。考えてみればとてももったいない。この音楽データを他の場所でも聴けるようになると便利なのだが……というのは誰でも感じることのようで、それは「この音楽データを無線で別の場所のスピーカーに飛ばす機器」というのがいろいろと出ていたことからもわかる。だがこれは意外に使いにくいもので、実際僕もいろいろ試してみたが、正直実用にならないと思っていた。一番ネックなのは、スピーカーの側から音楽をコントロールできないことで、そうすると実質的に垂れ流し状態になるわけだ。別の音楽を再生したいというときは、パソコンのところまで行って操作しなければならない。だからパソコンの近くにスピーカーがあるような環境だったら良いんだが(こういう環境にあまり意味があるとは思わないが)、離れた場所に置いている場合はちょっと使えない。
 そこで、このApple TVの登場である! テレビにつなぐだけで、ミュージック・サーバーの音楽データ(およびビデオ・データ)にアクセスでき、テレビの画面で音楽をコントロールできるという代物である。実際にやってみると、接続も簡単で、それに音楽のコントロールも(リモコンを使って)きちんとできる。当たり前のことが当たり前にできるのがありがたい。また、音楽データ以外にiPhotoの写真にもアクセスできるというおまけまで付いている。
 もう一つの目玉はAirPlayという機能で、iPhoneまたはiPod Touchの再生中の音楽やビデオをそのまま、Apple TVに接続したテレビで再生できるというものである。これもなかなか面白い機能で、最初少し設定に手こずったが、iPod Touchをリセットすることで可能になった。ちなみにiOSのバージョンは4.2でなければならない。
 そういうわけで、僕にとってこういうものがあれば良いなという理想を体現したのがこのApple TVで、現在ほぼ毎日活用している。8,800円という値段から考えても、お買い得なニッチ製品であると思う(すぐ壊れたりしなければという前提付きだが)。

追記1:
 Apple TVでは、iTunesで再生中の音楽を、Apple TVに接続したテレビでスピーカー代わりに流すという「垂れ流し方式」の使い方もできる。ただし先ほど言ったように、いちいちパソコンのところに移動しなければ音楽をコントロールできないという難点がある。ところが、アップルから配布されているRemoteというiPhoneアプリを使えば、iPhoneやiPod Touchを使ってiTunesの音楽をリモート・コントロールできるようになった。これもなかなか便利ではあるが、非常に持って回ったような印象というのか、ちょっと贅沢すぎるというのか、MOTTAINAIというのか、ともかくいろいろな感情がせめぎ合うのであまり使っていない。使える機能であるのは確かである。

追記2:
 Apple TVに接続できるTVは、HDMI端子搭載機器に限られるらしい(変換ケーブルを使うという方法もあるようだが、ビデオの再生に制限があるという)。古いテレビの方はご注意。

追記3:
 当初、プレイリスト内の音楽がすべてABC順にソートされてしまうというとんでもない状態になっていたが、Apple TVのソフトウェアをアップデートしてから(だと思うが)、iTunesと同じ順序で表示されるようになった。

追記4:
 Apple TVにも難点はある。(現時点で)Apple TVでは、パソコン側で公開したくないプレイリストまで公開されてしまう。したがってすべてのiTunesデータにアクセスできるようになるということで、隠したいデータも全部公開されることになる。これははなはだ困った仕様だが、いずれアップグレードで改善されるのではないかと考えている。
by chikurinken | 2010-12-11 12:38 | モノ

ポータブルWiFiルーターの設定……難儀した……

b0189364_1024585.jpg 先日、書いたように(「ケータイの話」)、モバイルWiFiルータ(製品名はバッファロー製「ポータブルWiFiルーター Portable Wi-Fi DWR-PG」)を買って(というより貰って)、Macで使うために設定したんだが、(Macユーザーにとっては)マニュアルなどが著しくわかりにくく……というよりこれは不備に近いと思うんだが……少し手間取ったので、ここに記しておこうと思う。忘れるかも知れないので備忘録のつもり……でもある。

 この製品には、小さいマニュアル(「取扱説明書」)がついていて、電池の入れ方や電源のオン/オフの仕方まで丁寧に説明しているんだが、いざ「本商品との無線接続」という核心部分に来ると、「Macintoshとの無線接続」については「リファレンスガイドを参照してください」と実に素っ気ない。ちなみにここで言及されている「リファレンスガイド」は、この機械に内蔵されているPDFファイルで、Macとこの機械をUSB接続することによって参照できるようになっている。接続の方法は参照先ページで説明があるが、Windowsユーザーを対象に書かれていて、しかも記述がいい加減であるため何ともわかりづらい。
 それでもなんとかこのリファレンスガイドをMac上にコピーして、指示通り「参照」してみる。ただ「参照してください」と言われてもページも指示されていないので、目次から「Macintoshやゲーム機で設定画面を表示する」(10ページ)を見つけて、10ページを見てみると、「 Macintoshを本商品に無線接続する方法は「本商品を検索して接続する場合 (Macintosh)」(P169) を参照してください。」と書いている。どれだけあちこちに飛ばされれば良いんだなどと思いながらも、169ページ「本商品を検索して接続する場合(Macintosh)」を見ると、2ページに渡りごく簡単に説明があった。実はここにたどり着くまで、試行錯誤を繰り返し1時間以上かかっていた。
 設定手順自体は実は意外に簡単だった。WiFiルータをオンにした状態で、ルータの裏蓋に記述されている情報を参考にしてMacからその電波を探し出し(「SSID」を利用)、これも裏蓋に記述されているパスワード(「暗号化キー」を利用)を入力すると、WiFiルータに無線接続することができる。無線接続できれば、後は所定のアドレス(マニュアル参照……ここでは公開できません)を入力することで、設定画面にアクセスすることができる。設定画面というのは、おそらくルータのROMに内蔵されている設定ツールの画面なんだろうが、そのあたりの説明があれば、概念的に理解しやすかったと思う。「ROM(または不揮発RAM)に内蔵されている設定ツールに無線経由でアクセスできる」ということが最初からわかっていれば、簡単に方法を推測することもできたんだろうと思う。これについては、Windowsユーザー向けの項にも詳細な説明がない(Windowsユーザー向けには簡単設定ツールとかいうものでアクセスするようになっている)ので、ブラックボックスのような感じが残る。
 とりあえず内部の設定画面までたどり着くことができれば、あとはWindowsユーザー向けの「インターネット接続設定」(付属の印刷版取扱説明書)の手順5(60ページ)以降に進む。実はこのページを見ることなく接続設定していたので、接続できずに随分苦労したのだった。この接続画面にある「PIN」という項目を入力していたことが問題で、そのために接続できなかったのだが、取扱説明書の図のようにこれを入力しなければ難なく接続できていたはずだ。ただ、このページについては、どこかから言及されているわけではない。いろいろ問題が起こったので、取扱説明書の中から、パソコン画面に表示されている「設定画面」を探すことでやっとたどり着けたというあんばいである。
 というわけで、実際に行う手順自体は単純で、他の無線LAN機器とあまり違わないのだが、適切な説明がない(またはどこにあるかわかりにくい)ためにおそろしく時間がかかった。決してMacユーザーにはお勧めできないのであるが、これからこの製品を買おうというMacユーザーのために、PDF版リファレンスガイドの169ページ、170ページを貼り付けておくので、参考にされたい。

手順(まとめ):
1. MacからWiFiルータに無線接続する(「リファレンスガイド」169、170ページ参照)。
 a. WiFiルータの裏蓋(電池ケース)を開け、「SSID」と「暗号化キー」を確認し、メモする。「PIN」は不要。
 b. WiFiルータの電源を入れ、携帯局と正しく通信するのを確認する(LEDで確認--LEDの説明は「取扱説明書」の22、23ページ)。
 c. Macのネットワーク接続メニューから、先ほどの「SSID」と同じ名前の無線LANステーションを選択する。
 d. 表示されるダイアログで、パスワードを入力する。このパスワードは先ほどの「暗号化キー」になる。これで無線接続できる。

2. 設定画面で設定する(「取扱説明書」60〜64ページ参照)。
 a. ブラウザを起動し、「19...」で始まる所定のアドレス(マニュアルの至る所に記述されている……セキュリティ上の理由からここでは公開しません)を入力する。
 b. 設定ツールの初期画面が表示されるので、右上の「ログイン」を選択する。ユーザー名(「取扱説明書」60ページ参照)とパスワード(最初は設定されていないためブランク)を入力する。
 b. 設定画面が表示される。「かんたん設定」の「インターネット接続を行う(3G/HSPA)」を選択する。
 c. 所定の情報を入力する(「取扱説明書」63、64ページ参照。PINは入力しない)。

とりあえずこれで接続できるようになる。あとはパスワード変更、セキュリティ設定など、やっておくことが望ましい……と思う。

PDF版リファレンスガイドの169ページ、170ページ(クリックで拡大)
(著作権法上問題があるかも知れないので、申し出があれば削除します。ただ、こういった説明は本来メーカー側が行うべきではないかと思います)
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by chikurinken | 2010-11-12 10:26 | モノ

タッチとリュウド

 出先でちょっとした文章を入力したいと思うことは多い。そんなわけで、ポメラみたいなツールがプチヒットするわけだが、さすがに単機能製品のポメラを買おうという気は起こらない。変換効率とか取り回しとかいろいろ厄介な問題が出てきそうでね。こういった問題はワープロ専用機の時代にすでに経験済みである。
 そうかと言ってパソコンを持ち歩くのも大げさである。で、ここで候補に挙がるのが、手元にあるiPod Touchである。iPod Touchで文字入力はもちろん可能だが、ただあの小さなスクリーン・キーボードでチマチマ入力するのは、効率が悪い上、精神衛生上も良くない。これにキーボードをつなげればさぞかし便利だろう……と思う。で、やはりそういう需要はあったようで、iPod Touch(やiPhone)に接続できるハンディなキーボードというのが、すでに結構な数出ていた。中でも、リュウドというメーカーのBluetoothキーボードが結構良さそうで、評判も上々である。このシリーズの新製品RKB-2200BTiというヤツが、Macユーザー向けのiPod Touch(やiPhone)用キーボードだそうで、今回これを買ってみた。ちなみにAmazonで8,200円であった。
 このキーボードは、BluetoothでTouchと接続する。つまり無線でTouchとつながるんである。そのために最初にちょっとした設定が必要になるが、それ以降は、Touchを出し、このキーボードを出して、何かキーを押すと、自動的にキーボードから入力できるようになる。取り回しはきわめて楽である。しかも、コピーやペーストでMacのキーボード・ショートカットが使える(Cmd+C、Cmd+V)。さらに、Touchを置く台まで内蔵されている。至れり尽くせりである。難点は、Returnキーが小さいために入力ミスが多くなることくらいか。だがこれも、頻繁に使っていれば慣れるんではないかと思う。ATOK(iPhone用)は現在使えない(実際には使えるようだが現時点では使いづらそう)が、変換効率もそれほど悪くないので実用になるんじゃないかと思う。
 僕の場合「メモ」アプリにデータを入力してとりあえず保存しておいたが、問題は、Touchで入力したこのデータをどうやってパソコンに送るかということになる。無線LAN環境があれば、Touchで「メモ」から「メール」にデータをコピーして、メールで送るという方法が一番手っ取り早い。またEvernoteなどのツールを使えばダイレクトでパソコン環境とシンクロできる。USBケーブルで直接接続するという方法もあるようだ。僕の場合まだまだお試しレベルなので、最良の方法は今後の課題ということになる(今回はメールの方法とEvernoteの方法を試してみたがまったく問題なかった)。
 現時点では、よく考えられた優れた製品という印象である。

 携帯性:★★★★(軽くて案外小さい)
 高級感:★★(安っぽい……値段相応)
 操作性:★★★(入力キーの配置に慣れなければならない)
 取り回し:★★★★(設定も簡単である)
 総合:★★★☆(これだけのキーボードは今までなかったんじゃないだろうか……)

追記:このキーボードについては、ネットのあちこちですでにかなり書かれているので、ここでは設定方法については触れません。興味のある方は調べてみてください。

折りたたむとこんな感じ。小さくて軽い。
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キーボードを開く。
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試しに新聞の記事を入力してみる。
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by chikurinken | 2010-10-26 13:04 | モノ