ブログトップ | ログイン

竹林軒出張所

chikrinken.exblog.jp

『シリーズ ウォルト・ディズニー』(1)(ドキュメンタリー)

シリーズ ウォルト・ディズニー
(2015年・米SARAH COLT PRODUCTIONS/WGBH)
第1章 ミッキーマウスの誕生
NHK-BS1 BS世界のドキュメンタリー

ウォルト・ディズニーはいかにして成り上がったか

b0189364_20454525.jpg ウォルト・ディズニーの生涯を描くドキュメンタリー。第1回は、アニメ制作を始めていったんは挫折するも、兄ロイの協力でディズニー・ブラザーズ社を設立して、トーキー映画『蒸気船ウィリー』でミッキーマウスが大当たりし、やがて同社の名前をウォルト・ディズニー社に変更して(実質的にロイを格下げ)大成功を収めるまでを描く。ウォルトが、周りにとってうるさく煩わしい人間ではあったが、持ち前の楽観主義で成功を収めていったいきさつが、時系列で描かれる。一種の学習ドキュメンタリーで、ウォルト・ディズニーやアメリカン・ドリームに関心がなければ、あまりどうということのない番組である。
 僕自身は、ウォルト・ディズニーが赤狩りのときに同業者を当局に売った右翼野郎ということも聞いたことがあるんで、人間としてのディスニーにはまったく興味がない。それにディズニー社が、アメリカ政府に盛んにロビー活動して著作権の年限をどんどん自分たちの都合の良いように延ばしているという事実も知っているので、ディズニーに対してまったくシンパシーはない。ディズニーランドなどというものにも行ったことはないし、行く気もない。ディズニーなんか消えてほしいと思っているような人間なんだが、それでもそれなりに楽しめる面白いドキュメンタリーであった。20世紀初頭のアメリカの社会が見えてくるし、ウォルト・ディズニーの人間性みたいなものも(良いか悪いかは別にして)垣間見えてくるんでドキュメンタリーとしては質が高い。全4回シリーズということで、これからディズニーの悪事が暴かれることを期待したいが、それについてはどうなるか分からない。
★★★☆

参考:
竹林軒出張所『シリーズ ウォルト・ディズニー (2)〜(4)(ドキュメンタリー)』
竹林軒出張所『ピノキオ(映画)』
竹林軒出張所『狼王ロボ(映画)』
竹林軒出張所『フラバー うっかり博士の大発明(映画)』
竹林軒出張所『アナと雪の女王(映画)』
by chikurinken | 2017-01-09 07:44 | ドキュメンタリー
<< 『シリーズ ウォルト・ディズニ... 『吾輩はガイジンである。 ジブ... >>