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竹林軒出張所

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『脳から見たリハビリ治療』(本)

b0189364_7455868.jpg脳から見たリハビリ治療
脳卒中の麻痺を治す新しいリハビリの考え方

久保田競、宮井一郎編著
講談社ブルーバックス

脳障害とリハビリの科学

 脳障害とリハビリの科学。
 5章構成になっていて、4人の執筆者(久保田競、宮井一郎、ランドルフ・J・ヌード、畠中めぐみ)が1章から4章までを担当し、第5章「どんな病院で治療を受けるのがよいか」は久保田競が執筆している。ちなみに第1章は「リハビリのスーパーマン」、第2章は「脳卒中とリハビリテーション」、第3章は「リハビリで脳が変わる」、第4章は「治療の現場」というタイトルになっており、リハビリが脳障害に果たす機能が、さまざまなアプローチでかなり詳細に書かれている。
 リハビリの本は、いざ探そうとすると意外に少なく、あっても実際のリハビリ手技に関するもの(「自宅でのリハビリ」みたいなもの)ばかりで、科学的にアプローチするものは皆無に近い。僕自身はリハビリを通じて機能改善がどのように進むかを知りたかったため、この本も期待したものとは少々違っていたが、それでも障害で失われた脳の機能が本来とは違う脳部位で果たされるようになるとか、あるいは治療の現場の話とかは非常に興味深い部分であった。ブルーバックスらしい真摯なアプローチの本である。
★★★☆

参考:
竹林軒出張所『脳がよみがえる 脳卒中・リハビリ革命(本)』
竹林軒出張所『新しいリハビリテーション(本)』
竹林軒出張所『リハビリの結果と責任(本)』
竹林軒出張所『よみがえる脳(本)』
竹林軒出張所『奇跡の脳(本)』
竹林軒出張所『壊れた脳 生存する知(本)』
竹林軒出張所『音楽好きな脳(本)』
by chikurinken | 2016-04-30 07:45 |
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