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竹林軒出張所

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『港のマリー』(映画)

b0189364_8532413.jpg港のマリー(1949年・仏)
監督:マルセル・カルネ
脚本:L. シャヴァンス、マルセル・カルネ
出演:ジャン・ギャバン、ニコール・クールセル、クロード・ロマン、ブランシェット・ブリュノワ

ジャン・ギャバンの個性が強すぎ

 これもマルセル・カルネの恋愛ドラマで、主演は『霧の波止場』に続きジャン・ギャバン。
 若い女に心理的に振り回される中年男が主人公で、四角関係みたいなちょっと微妙な関係性が見所。カルネの映画らしく、登場人物の心の機微は割合うまく描かれているが、なんとなく予定調和的な結末になってしまったのが残念な部分。
 ジャン・ギャバンということになると、『望郷』のちょっと裏がありそうな荒くれ男のイメージが常につきまとうんで、この映画の主人公についてもそういう見方をしてしまうが、設定上は一般的な実業家という役柄である。ただし相当な女好きではある。その女好きの習性が、途中から一貫性を欠いてしまうように見えるのも惜しい点ではある。それなりに楽しめる映画ではあるが、正直あまり感じるところはなかった。
★★★

参考:
竹林軒出張所『霧の波止場(映画)』
竹林軒出張所『嘆きのテレーズ(映画)』
竹林軒出張所『望郷(映画)』
竹林軒出張所『大いなる幻影(映画)』
竹林軒出張所『ヘッドライト(映画)』
竹林軒出張所『暗黒街のふたり(映画)』
竹林軒出張所『地下室のメロディー(映画)』
by chikurinken | 2014-07-26 08:53 | 映画
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